2009年8月25日火曜日

miena(7)

miena がお散歩からご帰還。
両手にサンゴジュの赤い房と、
カラスの羽をもっている。
ママ手作りの布製バッグの中からは、
ドングリの子供が顔を出す。
miena 位のおチビさんだ。

惑い

自分のイメージを保てれば、
他に、惑わされないですむ。

パークアベニュー

パークアベニューの通行人は、面白い。
さっきは、ペリカンとウコクケイが走って行った。
どちらも、シルクハットを被って、
スーツケースを振り回していた。
トラがお腹舐めながら、見送っていましたがね。

2009年8月24日月曜日

「オルフェ」

「オルフェ」の詩人は、
死神とともに、
時間のない世界に
追放されたのだ。

※ 「オルフェ」
コクトー(フランスの詩人・画家・映画監督)の映画

溶解

橙色の太陽が
赤く染まった海に沈むとき

その時、彼は
ルールから解放されて、

溶け込んだのだ

あらゆるものの
先にあるところに

※ ランボー(フランスの詩人)の詩
  「永遠」にちなんで

2009年8月22日土曜日

1日

黄金の衣を纏って、
太陽は歩む。
西の方へと。

月が挨拶を投げかけると、
星々が雨のように流れ落ちた。
下へ下へと。

夜が闇を深めて、
太陽を仰ぎ見るとき、

太陽は紅く染まって、
挨拶を返した。

1日が終わる時刻に。

列車

列車が動きだすと、
人々は、夢見心地になった。

外を、さまざまな動物たちが通り過ぎて行く。
天空の星々の間をすりぬけて。

流星が、円を描きながら、
列車の周りを流れて行く。
いくつもの、喜びと悲しみを抱えた、
流星たちだ。

木々は七色に輝きながら、
走り過ぎる列車の背後へと、
去って行く。

次の駅には、
何が待っているのか?
それを知るすべのない人々は、
いよいよ夢見心地へと誘われる。

ライラ

ライラは眠る。
白い光の中に。

何億光年ものかなたに。

ライラは眠る。
暗黒の宇宙の中に。

光が集約するその先に!

ペリカン

公園の滑り台の頂上で、
ペリカンが傘をさしている。

やがて、ペリカンは、
そのまま、滑り台を降りてくる。

最後まで滑りきると、
傘を振り振り、
スタスタと歩いて行ってしまう。

クモ

クモが天井から降りて来て、
何かを語りかけようとする。
やがてまた、クモは昇って行き、
天井に書いた。
ア・ホ・ラ・シ。

クマ

地球の下で、クマがゴロゴロと、
石を転がしている。

ゴンロゴロゴロ
ゴンロゴロゴロ

蟻が出て来てこんにちは。

見渡せば、ここは砂漠だ。
ほい、こんにちは。

ネズミ

ペリカンの上にスツールがあり、
スツールの上に傘があり、
傘の上に、ネズミがいる。

ネズミは下に降りようとして、
しっぽを傘の先で支えながら、
下を覗き込んでいる。

スツール

私の部屋に、スツールがあったなら。
スツールは、とことこと歩き出して、
私に語りかけるだろう。

彼は長い話を、はじめるだろう。

やがて、スツールは、
踊りだすだろう。

剛速球のボールを投げながら、クルクルと、踊り回るだろう

miena(6)

miena は、2階の使われていないトイレと洗面台に興味津々。
かたくなっているトイレの扉を無理やりこじ開けようとするので、
開いてやると、するりと中にすべり込む。
「汚い、汚い」と、ひっぱり出すと、
今度は、高い洗面台に向かって、
「アラウー」とのたまう。
洗面台の上には高窓があり、
その窓を眺めて、満足げだ。
締めくくりは、階段の手すりの平らな部分に、
お座りをさせてもらって、
次なる冒険を目指して、
スタコラと進行中。

2009年8月20日木曜日

構成しようとする力と、
開放しようとする力が、
両者反発し合いながら 、
時に、さらなる力となる。

miena(5)

miena は、ネコが好き。
私がパソコンを開いていると、
脇に寄って来て、
「ニャニャー、ニャニャー」
やれやれと、私は入力を中断し、
ネコの写真が載っているウエブサイトを検索する。

一枚一枚の写真に、 miena はご満悦。
迫力系のネコがお好きのよう。

2009年8月16日日曜日

miena(4)

アヒルがペタペタと部屋を横切る。

ボンネットを被って、
バスケットを提げているところ、
ピーターラビットの絵本から出てきた、
アヒルのジマイマらしい。

miena が、呼んだのかな。
この間、ページを捲っていたから。

珠玉目がけて鳥が飛んで行く。
少し離れたところに、月が浮かんでいる。
珠玉との間に、弦が張られ、
鳥がこちらへ渡って来る。
弦が、弾かれる。

2009年8月14日金曜日

ネコの演奏

ネコがヴァイオリンを弾いている。
屋根の上。
トン・トン・トン と拍子を取って、
一歩ごとに、屋根を飛んで行く。
月が笑って見ている。
ネコの目も月のよう。
星たちも演奏に参加して、
サン・サン・サン と鳴っている。

2009年8月12日水曜日

miena(3)

miena は、朝からママとお庭だ。
ママの悲鳴がきこえて来る。
ヘビが出たらしい。

一方、miena は、「だいじょぶー」
といいながら、
早朝のさんぽを主張している。

ママの拒否にあって、
大泣きがはじまる。